約2年半の時を経て、この度ブログ更新を再開します!空白の2年半については別の機会に、として。さっそく本題に入ります。
2023年YMS前期に当選しました!
記事タイトルにもある通り、YMSに当選しました!なので8月からイギリスに行きます!
YMSは「Youth Mobility Scheme」の略で、就労ビザの一種です。イギリスの就労ビザはTier 1~5の区分に分かれていて、YMSビザはTier5の短期就労ビザに相当します。ちなみにイギリスのワーキングホリデーは2008年に廃止されていて、YMSはワーホリのホリデーを薄めたイメージです(※執筆時点で渡英前なので認識の齟齬があるかもしれません)。
何といってもYMSは一回のビザ発給で2年間滞在できるのがありがたいです。オーストラリアのように一定期間の季節労働をする必要もないですし、
四度目の正直
オーストラリアワーホリの報告ブログにも書きましたが、私は過去3回YMSに落選しています。そして今年の1月に応募した4回目でようやく当選しました!
例のパンデミックで身動きが取れず2020~2022年を日本で過ごし、ワーホリのリミットである30歳が迫るなかでYMSの存在を思い出しました。数日後には応募が始まるので「これも何かの縁かな(とはいえどうせ当たらないだろうな)」と思って応募したところ、四度目の正直で当選。
実はYMS応募~当落発表の間に魅力的な転職オファーをいただき(※転職活動は一切していません)話を聞くだけ聞こうと面談も予定していたので、当選メールを確認したときはすごく焦りました。とはいえ過去の自分が3回応募しても届かなかったイギリス行きの切符ですし、先述の通り年齢的なリミットもあるので、数時間悩んだものの渡英を決めました。
YMSでイギリスに2年間滞在し、他国のワーホリは使いません
わざわざこんなことを明記する理由は年齢です。
ワーホリもYMSもビザの申請権利があるのは30歳以下の人です。つまり、31歳になった日からはYMSやワーホリの申請権利を得られません。私はYMS申請時(2023年2月)は29歳、渡英時(2023年8月)は30歳、YMS終了時(2025年8月)は32歳なので、YMSのあと別の国でワーホリできないのです。
そこで「31歳になる前に他の国のワーホリビザを申請し、その国とイギリスで1年ずつ過ごす」という選択肢が浮上します。どちらが正解とか、いい・悪いはないし、年齢制限に近いYMS勢にはこの方法で別の国のワーホリを経験する人もいると思います。しかし、私はこの方法は使いません。
理由は単純で、シンプルに2年間滞在できるメリットを自分で潰すのはもったいないと思うからです。YMS申請時にイギリスの公的な医療保険サービス(NHS)に2年間分の保険料を払ったのもありますし、仕事を探すうえで同じ短期就労のビザでも有効期限が1年と2年では雇う側の見方も変わると思います。
あくまで私の場合ですが、後述の通りビザ切り替えを目指すので、YMSを中断してまで他国のワーホリに行くメリットはないと感じています。
すごく迷いましたが、滞在都市はロンドンです
記事の序盤でも引用したこのツイート、最終段落に問題があります。「滞在先はバーミンガム、カーディフ、エディンバラで迷ってます」とありますが、最終的に滞在先はロンドンになりました。実は4月頃にはエディンバラで確定していましたが、7月に入ってロンドンに方向転換しています。
元々私は超のつく天邪鬼なので、YMS当選者の大半が滞在するロンドンは一切興味がなかったんですね。2019年にブリスベンからこんなツイートをするくらいには。この言葉の通り、YMS当選当初(上記ツイートの前)は「バーミンガム、カーディフ、グラスゴー」が候補でした。
ちなみに3都市が候補に挙がっているのはイングランド、ウェールズ、スコットランドから各1選出した状態です。本島から距離があるので北アイルランドは最初から滞在先候補に入れていません。
最初にグラスゴーがいいなと思った理由は忘れてしまったのですが、候補をエディンバラに変えたきっかけはYouTubeです。滞在先を決める参考にYouTubeでイギリスの各都市を見ていて、中心部の街並みが非常に魅力的で、気づいたらグラスゴーは候補から外れ、最終的にエディンバラになっていました。
最後まで迷ったのはウェールズの首都・カーディフ。首都ながら大きすぎず物価も高すぎず、住みやすそうでした。ただ、個人的なイギリスでの目標の一つに「渡英を理由にやめた習い事をイギリスで再開させたい」がありまして、カーディフだと少し厳しそうだったので滞在先にはなりませんでした。
エディンバラからロンドンに滞在先を変えた最大の理由は円安ポンド大高騰
エディンバラ移住に向けて準備を進めていましたが、ここで円安ポンド高問題が立ちはだかります。次の画像を見ての通り、私がYMS当選通知を受けた1月末(=半年前)と比べてポンド円が1割以上高騰しています。
たとえば100万円をポンドに換金する場合、1月末のレートだと約6,200ポンドですが、7月末のレートでは約5,500ポンドにしか換金できません。各種条件にもよりますが、差分の約700ポンドはロンドンのフラットシェア1か月分の家賃に相当します。
これだけ為替の変動が(渡英前の私にとっては圧倒的に悪い方に)激しいなかで、情報も仕事も少ないエディンバラに怖気づきました。ロンドンはロンドンで仕事が多くてもその分求職者も多く、入れ食い状態なのはわかっています。それでも経済的な不安には変えられませんでした。これは完全に私の弱さのせいです。
正直なところ今後2年間の生活を考えて心にゆとりを持てるだけの貯金はないので、家を探してなるべく早くポンドの収入で生活できるようになるのが当面の目標になりそうです。
今回は2年以上の滞在を目指す!
オーストラリアのワーホリは渡豪前から1年間と決めていましたが、今回はできるだけ長期滞在を目指します。つまり、より長期の就労ビザへの切り替えが大きな目標です。
先述の通り、少なくとも現時点ではYMS終了後にワーホリできる国はないので、最後のチャンスだと思っています。もちろん何かしらの理由でビザに関係なく日本に帰ろう!と思うかもしれませんが。(一応ビザの切り替えが厳しそうな場合の対応も考えていますが、どうなることやら…)
イギリス入国日は8/19
正直なところ入国日の設定は失敗したと思っていますが、8/19入国予定です(”失敗”についても日を改めて)。今回の航空会社はTurkish Airlinesで、学生時代に一度だけ利用しました。トルコ・イスタンブールでのトランジットはそれなりに時間があるので、そのときのことも後日ブログに書ければと思っています。
多分ありとあらゆる準備でドタバタして渡英前はブログどころじゃなくなる可能性が高いですが、イギリスに着いてからは色々発信できればと思っています。それでは!