2019年4月7日にブリスベンに到着してから1週間、ほぼ仕事もせず家を探していました。

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そして、15日からブリスベンの住まいでの生活をスタート!

今回は、ワーホリ家探しの体験談をシェアします。ちなみに私は日本で家を探した経験がないし(海外も今回が初)、不動産業界で働く家族もいないし、自分も別業界に身を置く家探しビギナーです。

今日の記事は前編で、準備段階のみを紹介します。現地でのインスペクションから入居までを紹介する後編は明日21:00に更新予定です。今日の記事の内容は日本にいながらできることばかりで、移住前に家探しについて検索中の方の参考になる部分があるはずです。

ブリスベン以外の都市はもちろん、オーストラリア以外の国に行く方もぜひ読んでください!

日本:情報収集と軽いコンタクト

私が家探しの準備を始めたのは、ワーホリ先をブリスベンに決めた1月下旬。まずは1月下旬から渡豪の4月上旬までに行ったことを、時系列順に紹介します。

  • 1月:ブリスベンの各地域の口コミ収集→リスト化、滞在先に求める条件を整理する
  • 2月:ブリスベンの各地域の口コミ収集→リスト化、家探しサイトに登録してイメージを膨らませる
  • 3月:気になった物件のオーナーにコンタクトを取る
  • 4月:気になった物件のオーナーにコンタクトを取る

1月:ブリスベンの各地域の口コミ収集→リスト化

まだ渡豪まで2ヵ月以上残っていた1月下旬。渡豪時点で入居者が決まっている可能性大なので、さすがにこの時点で気になる家があってもコンタクトは取れません。

そこで、最初は移住先のリサーチをすることに。「ブリスベン 治安」「Brisbane safe area」などで検索すれば色々な情報がヒットします。治安がいい地域や悪い地域の口コミを探し、次のようにExcelにまとめました。

「”治安”がいいという口コミがあれば”好評”列に★」という見方です。治安が悪い地域や英語サイトの口コミも同様で、日本人と海外、好評と悪評の計4パターンで調べました。

この例だと、West Endは「日本人からはかなり好評だが海外の評判はかなり悪い」となります。結果的に私はWest Endは新居の候補地から外しました。ただ注意したいのは、これはあくまで治安に対する評価で、その土地を判断する一側面にすぎません。CBD(中心地)へのアクセスやスーパーの有無など、総合的に判断する必要があります。

ちなみにメモ欄には、土地の特徴や犯罪率などを書きました(高級住宅街、凶悪犯罪が多いなど)。

現地の公用語や英語のサイトも可能な限り見ておきましょう。「日本人と海外の人の治安に対する考えに差があるから、日本人の口コミだけ参考にすればいい」というのも一理あります。しかし、元々その地域で生まれ育った人や長く住んでいる人の意見を探すには、現地の公用語や英語の評判も確認するのが手っ取り早いと思います。

ちなみに上の表と下の円の色は、公共交通機関のゾーンに対応しています。

Excelの行と列を利用して地域名と位置、公共交通機関のゾーンを一目で把握できるようにしています(オフィシャル情報に合わせて色を付けていますが、所々ずれがあるかも)。

1月:滞在先に求める条件を整理する

他に日本で可能なことといえば、条件の整理です。希望条件を「絶対に譲れない」「あれば優先したい」「あったら嬉しい」の3段階に分けました。1月時点の私の条件は以下の通りです。

  • 絶対に譲れない:該当しない物件は、どんなに他の条件がよくても除外
    ・週$200未満(光熱費・インターネット代込)
    ・鍵付きオウンルーム(一人部屋)
    ・家具付き(furnished)
    ・調理器具やお皿完備
    ・自転車を置く場所がある
    ・最寄りのバス・電車駅、スーパーマーケットが徒歩10分以内
    ・屋内では完全禁煙(ベランダなどの屋外は可)
    ・公共交通機関のゾーン1またはゾーン2の内側
  • あれば優先したい:必須ではないが、満たしていれば優先
    ・部屋にテレビ(有料放送視聴可能)
    ・日本人がいない
    ・CBD(中心部)に近い(電車・バスで10分以内)
    ・4口コンロ(※3口は絶対条件)
    ・ジム・プール付き
    ・乾燥機
  • あったら嬉しい条件:なくても問題ないが、あればラッキー
    ・風呂・トイレ別
こんなプールがつく家はあったけど、本当に欲しかったのは25mプールでした。

日本での家探しなら風呂・トイレ別は「絶対に譲れない」に入りますが、海外は一緒の方が多いので諦めました。でも、実際に見て回ると意外と風呂・トイレ別の家も多かったですね。お風呂と同じ部屋と別の部屋にある家(トイレが複数ある家)もありました。

有料放送視聴可能は、主にEURO SPORTの視聴環境が欲しいからです。特に自分の部屋にテレビがあれば優先順位が高くなりました。

乾燥機がない実家で洗濯物はベランダ干しだったので、乾燥機は必須ではない認識です。ただ、悪天候などで乾燥機が必要になる可能性もあるので、乾燥機が使える家は優先としました。

あとはペットや子供がいても大丈夫か、同性のみでのシェアを希望するか(特に女性)などは気にする人は気にするところです。私はペットがいても子供がいてもいいし、個室さえ確保できれば男性がいても大丈夫だと思って指定しませんでした。

2月:家探しサイトに登録してイメージを膨らませる

引き続き治安情報を収集しつつ、2月は家探しサイトで物件のイメージを膨らませました。家探しビギナーの私にとっては具体的なイメージを持ついいきっかけになったと思います。

私が家探しに使ったのは、この4サイトです。

結果的にほぼFlamtates.comしか使いませんでしたが、上記4サイトすべてを経由してインスペクション(内覧)に行きました。メインはFlamtates.comで、たまにGumtreeや日豪プレスも見て、よさげな物件をお気に入りに登録して様子見していました。

3月:気になった物件のオーナーにコンタクトを取る

私の入国日は4月7日でしたが、家探し期間として1週間分Airbnbを押さえていたので、実際の入居可能日は4月15日。入居可能日まで1ヶ月を切った頃から、いいなと思った部屋のオーナーにコンタクトを取り始めました。

簡単な自己紹介(名前と年齢、日本人でワーホリビザで入国する旨)と「4月7日に入国して15日から入居から、着いたらインスペクション行っていい?」という内容を片っ端から。「今言われても保証できないから、着いたらまた連絡してね~」という返信がほとんどでした(それはそう)。一見手応えなさそうですが、とりあえずコンタクトを取るのが大事だと思います。

4月:気になった物件のオーナーにコンタクトを取る

3月同様、気になる物件のオーナーにコンタクトを取りました。私の場合は7日渡豪・15日入居希望なので、4月になったら「来週行っていい?」とインスペクションの大まかな日程も提示しました。私は具体的な日時を詰めるに至りませんでしたが、具体的な日時を詰めてもいいと思います。

インスペクションの具体的な日時を決める前は、家探しサイト内のメッセージ機能が連絡手段でした。具体的な日時を決めた後、前日にオーナーから緊急連絡先の電話番号を教えてもらえる場合もあります。私が契約した家のオーナーとは契約するまで家探しサイト内でやり取りしました。

ちなみに私の場合、SIMの開通を済ませてから日本で連絡を取っていたオーナーに「まだ大丈夫?」と空港でコンタクトを取ったところ、約半分は入居者未定でした(入居者が決まったら広告を消すので、そもそも連絡できない場合が多いです)。ダメならダメで仕方ないので、当たって砕ける精神で連絡してみましょう。

今回は日本での準備編なので、ここまでです。明日の日本時間21:00にこの続きを公開しますので、お楽しみに!

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