この度、イギリスの運転免許証を入手しました!入手といっても新規の取得ではなく、日本で取得した運転免許証をイギリスのものに切り替える手続きを踏んでいます。切替手続に関するブログを執筆したところ、全部で3記事になりました。
- 申請手順編
- DVLA申請書(D1フォーム)記入編
- 写真撮影編 ←この記事です!
この記事は、運転免許証に印刷される顔写真の撮影について紹介している記事です。
【実録】証明写真の撮影方法
イギリスで証明写真を撮影するには2つの方法があります。どちらも日本でも考えうる方法で、やることも日本のそれとほとんど変わりません。
- 証明写真機で撮影する
- スタジオでプロに撮ってもらう
私は最終的にスタジオ撮影を選びましたが、証明写真機にも行ったので両方紹介します。
証明写真機で撮影する
イギリスの証明写真機は大きな駅のほかにスーパーマーケット内で見かけます。私が実際に撮影したのも、家の最寄のSainsbury’s内の証明写真機でした。証明写真機のブランド(?)はPhoto-Meをよく見かけるな~と思っていたのですが、どうやらPhoto-Meは世界シェアトップらしいです。
まずは左の”PASSPORT & VISA PHOTOS“を選択します。
こちらも左の”Digital and Printed Passport Photos for UK or Ireland“を選びます。
ここも左の”Digital and Printed UK Passport Photo“を選びます。ここまでの3画面でしつこく表示されている通り、料金は4枚で£10.00です。
ようやく写真撮影の注意事項が始まります。ざっくり以下のことが書かれているので、読んだら右下の「OK」を押しましょう。
- 写真は4枚印刷される
- デジタルデータは1枚
- デジタルデータ取得用のコードが割り当てられる
- 写真データは30日間保管され、データ取得用コードと写真データは自動的に削除される
ここで書かれている通り、支払いは一番最後です。日本の証明写真機はお金を入れないと進めないので、お金を入れなくてもタッチパネルを操作できることに驚きました。笑
後払いなのを利用して、まず証明写真機で撮影して写りがよければプリントアウトして終了、が個人的におすすめです。私は写りがひどかったので印刷せずスタジオに駆け込みました。
そういうわけで証明写真機では支払いをしていないので、カードやスマートフォンでの決済ができたかどうかはわからないです(役立たず)。赤字で強調されているようにお釣りは出ないので注意しましょう。
注意事項を確認しつつ、イスの高さや髪形を確認したら「OK」を押しましょう。いよいよ撮影です。
OK/NGとともに撮った写真を確認できます。
上のNG写真は前髪の除け方が甘かったようです。イギリスの運転免許証の有効期限は10年と長く、写真選びはかなり重要だと思います。
この3枚はどれも大差ないものの、2033年末までこの3枚のうち1枚がついた運転免許証をIDとして各所で提示する未来に耐えられず…右上の「CANCEL」を押して逃げました。日本のような前払い式だとここで腹を括るしかないので、一度安い方法を試せるのはありがたい限りです。
スタジオでプロに撮ってもらう
ということで、日を改めてスタジオで写真を撮ってもらいました。今回私が利用したのは、ロンドン・Mayfairにあるsnappysnapsです。事前予約は不要で、ふらっと入店して運転免許証用の写真を撮りたいと伝えたらすぐに撮影できました(私の入店時点で客はいませんでした)。
ちなみにsnappysnapsの店舗は各所にありますが、在英国日本大使館に一番近いのがMaifair店です。私は自動車運転免許証抜粋証明書の受取で在英国日本大使館に行った際に写真を撮りました。撮影してくれたおじさんにもJapanese?と聞かれたので、立地的にも日本人の客が多いのかもしれません。
撮影後は写真とデジタルデータをもらえて、写真は4枚と8枚から選べます。運転免許証の書き替えには1枚しか使わないので4枚あれば十分ですが、血迷った私は8枚頼んでしまいました(£25.00)。写真のプリントを待つ間に店舗のパソコンにメールアドレスを入力すると、そのアドレスにデジタルデータ取得用のURLが届きます。
10年間使う運転免許証の写真撮影は慎重に!
証明写真機の使い方が下手くそと言われればそれまでですが、写真写りは断然スタジオ撮影の写真が上でした。(8枚買ったのもありますが)価格差を考慮してもスタジオ撮影を選んだのは正解だったと思います。
繰り返しになりますがイギリスの運転免許証は10年有効なので、基本的に10年後まで顔写真を変えられません。さらに身分証明書として提示する機会も多く、誰に見せても恥ずかしくない写真を用意しましょう。