すっかりブログ投稿が滞ってしまいましたが、1月のツアー・ダウンアンダー終了直後にメルボルンへ移動し、オーストラリア最後の家で生活を始めました。ブリスベン、アデレードに続いてメルボルンでの家探しの様子もざっくりレポートします。
ブリスベンとアデレードでの家探しの様子は、以下の記事からご覧ください。
家探しの鍵は「フリートラムゾーン」
例によって、最初に地図で街の規模間を把握します。
ジリジリと中心地(以下:CBD)に近寄っています。笑 ちなみにメルボルンの地図がこちら。
ちなみに真ん中の白いところは「フリートラムゾーン」で、このエリアには無料で乗れるトラムが走っています。生活の要所はフリートラムゾーン内に揃っているので、フリートラムゾーン内に住めれば交通費はほぼかかりません。
ほぼFlatmates.comのみで家探し
ブリスベンとアデレードではfacebookグループなど4つのサイトで家を探しましたが、メルボルンではそのうちFlatmates.comとGumtreeだけを使用。結果として、Gumtreeは物件チェックに留まり、オーナーと連絡を取ったりインスペクション(内見)に行ったりした物件はすべてFlatmates.com経由で見つけした。
所要期間:2日(家が決まるまで3日)、インスペクション:7件
ブリスベンは5日で15件、アデレードは2日で5件だったので、メルボルンもアデレードとほぼ同水準。7件と見た物件数は多いものの、同じオーナー所有の物件を見たパターンが2件あったので、インスペクション自体は5件です。
今回も条件をまとめると以下の通りです。
- 絶対に譲れない:該当しない物件は、他の条件がどんなによくても除外
・週$170未満(光熱費・インターネット代込)
・家具付き(furnished)
・調理器具やお皿完備
・CBDまで近い
・屋内では完全禁煙(ベランダなどの屋外は可) - あれば優先したい:必須ではないが、満たしていれば優先
・日本人がいない
・4口コンロ(※3口は絶対条件)
・乾燥機
ブリスベンの家賃$175/週が基準になっています。アデレードの家は$140/週でしたが、都市の家賃相場を考慮すれば家賃が上がるのはやむなしでした。
他にブリスベン・アデレードでの家探しと決定的に違ったのは、入居前から退去日が決まっていたこと。ちなみに入居日は2/9、退去日は4/5です。理由はビザの期限日が4/6で、4/5の深夜便で帰国するから。2ヶ月未満の入居を許可してくれる家は多くなく、魅力的な物件もいくつかミニマムステイ(最低入居期間)を理由に諦めました。
ちなみに、今回見た物件はすべてタワマン物件です。ゆえに差別化しにくく、印象に残っていない物件もあります。そのため、ブリスベンやアデレードに比べると各物件の感想は薄めです。
1/28:3件
アデレードからの引っ越しは予想外に荷物が多く、仮住まいのゲストハウスへのチェックインだけで精一杯。そのため、アデレードを発った1/27はインスペクションに行きませんでした。ちなみに以下に載せる家の外観はすべてイメージで、実際にお邪魔した家ではありません。
01:シェアルーム$155/w @CBD
10:30からインスペクションの予約をしていたものの、トラムのストライキで一時間近く遅刻した物件。CBDから離れたSt Kildaに滞在したのが災いし、Uberを利用しました。随時連絡していたものの、一時間近い遅刻にまったく怒ることなく許してくれたオーナーには感謝しかありません…。
一件目なので「家賃」「立地」「住める部屋の規模」の擦り合わせも兼ねたインスペクション。予想していたものの、非常に狭い。ちなみに3人部屋で、2段ベッドの下が割り当てられる予定でした。
02:シェアルーム$175/w @CBD
2件目は、1件目のオーナーが所有する別の物件。「もう一件あるんだけど、見たい?」と聞かれ、この日の残りのインスペクションまで時間があったのでお邪魔しました。1件目から10分くらい歩いたところで、両方フリートラムゾーン内です。
2件目はリビング住まいとまではいかないものの、共有スペースの一画を割り当てられるようで、スーツケースを置くスペースすらなさそう。キッチンやトイレなどの共有スペースも1件目の方がきれいでこの家には住む気になれず、その場で「最初に見た家の方がいい」と伝えました。
翌日もインスペクションの予定があったので、「まだ他に見るところがあって悪いけど即決できない」と答えて終了。
03:シェアルーム$155/w @CBD
3件目のインスペクションは21:00から。サザンクロス駅(メルボルンのターミナル駅)からすぐのところにある物件です。
1件目よりはきれいで、立地もこっちのほうがよさそう。こちらも3人部屋で2段ベッドの下が割り当てられる予定でした。ターミナル駅近くのタワマンで、夜景キラキラでした(小並感)。
ここのオーナーにも明日のインスペクションがあるから即決はできないと伝え、この日のインスペクションは終了。
9/29:4件
翌日は4件観に行きました。すべて午後です。
04:シェアルーム$165/w @CBD
この物件は3件目の近く。
部屋はきれいで2人部屋なのはプラスでしたが、リビングの電気と部屋の電気が連動しているとのこと。しかもリビング住まいの人がいて、夜間や早朝のオンオフはその人に気を遣わなくてはいけません。
私はそれなりに夜型なので、かなり不便だと思いました。オーナーの印象もあまりよくなく、正直なところメルボルンで見た全物件で一番印象が悪かったです。
05:シェアルーム$142/w @Southbank
今回インスペクションに行った物件で、唯一フリートラムゾーン外です。とはいえCBDから2.5km圏内(地図の赤いエリア内)かつ空港へのシャトルバスも出ているエリアで、帰国時も便利だろうと踏みました。
他の物件はどれも5~6人で住む家でしたが、ここは3人でシェアする物件。共有エリアは広く、とてもきれいでした。割り当てられるのは3人部屋の一人用ベッド。
「どう?」と聞かれたときには「今まで見たなかでならここがいい」と答えました。しかし、私の入居希望日(2/9)まで10日以上あったため、早く入居できる人を優先する可能性もあるとのこと。かなり気に入っていたものの、まだ別の予定があるので保留にしました(オーナーがフェルナンド・ガビリア系のイケメンだったことは書き記しておきます)。
06:シェアルーム$145/w @Docklands
Docklandsはフリートラムゾーンの端(地図ではMelbourneの”M”あたり)。6人でシェアする家で、3人部屋の上のベッドが割り当てられます。
シャワーやトイレは6人で共有で、混雑する時間があったら嫌だな…と感じていました。
07:シェアルーム$145/w @Docklands
6件目のオーナーから「上の階にも部屋があるんだけど、そっちも見る?」と聞かれて急遽見に行きました。
6人シェアで3人部屋の上のベッドが割り当てられるのは同じ。ただし大きく違ったのは私の部屋がマスタールームで、部屋直通のシャワーとトイレがあること。部屋をシェアする3人(全員女性)で使えるので、下の階に比べて混雑する可能性はかなり低くなります。
さらに、同じ部屋に日本人がいないのも大きなメリット。実は下の階は日本人がいると聞いていて、かなり迷っていました。
翌日はインスペクションを入れていなかったものの、方便として「まだ見る物件があるから」と言って即決はしませんでした。これでメルボルンでの全インスペクションが終了です。
1/30:最終的な家が決まる
前日のインスペクションを終えた時点で、5件目(Southbank)と7件目(Docklandsの上の階)の二択でした。きれいさは5件目が上回っていたものの、このタイミングで入居を決めても断られる可能性が残っています。賭けに出るよりは早く決めたかったので、最後に見たDocklandsの上の階の部屋を第一希望に決定。
オーナーに確認したところまだ入居可能だったので、ボンド(敷金)を支払って無事に家が決まりました。
入居した感想(主にデメリット)
物件を決め10日後に入居しました。
徒歩1分のところにフリートラムが停まるので、移動はとても楽です。最寄りのスーパーがサザンクロス駅のColesで、ブリスベンやアデレードよりアジア系の食材の品揃えが豊富な印象を受けます。
問題点は洗濯機が壊れている疑惑(シェアメイトごとに言うことが違い、オーナーも現状を把握できていません)。「月曜日に修理に来る」と聞いていたので安心して入居経ったしましたが、入居から10日ほど経った今(2/19)まで一度も洗濯機を回していません。
あと、ベッドバグがいました。インスペクションではわからない部分で、入居日の夜には脚が痒くて仕方ない状態に。入居早々に全リネンをコインランドリーで洗ったり、ここまで無縁だった病院通いをしたりしました。ちなみに洗濯物はリネンを洗いに行ったコインランドリーに通って洗ってます…。
シェアメイトはみんないい人(自分含めて6人で、日韓各2人、カナダとフランス各1人です)。ミニマムステイが短い物件なので、3月には半数が入れ替えになるようです…。
オーストラリア生活も残り約50日!
ダニ問題などトラブルに見舞われましたが、オーストラリア生活もあと2ヶ月を切りました。時間が許す限りオーストラリアを満喫しつつ、ブログも更新したいと思います。
それでは!