オーストラリア競馬といえば11月のメルボルンカップが有名ですが、競馬場があるのはメルボルンだけではありません。私が住んでいるブリスベンにも2つの競馬場があります。
私は両方の競馬場に行ったので、ブリスベンにある2つの競馬場について紹介します。今回はEagle Farm Racecourse編です(※写真メインの記事です)。
チケットはネットの前売りがちょっとだけお得
細かい説明は省きますが、チケットはBrisbane Racing Club公式ホームページで買えます。購入には会員登録が必要で、購入後にマイページからダウンロードできるPDFを印刷してましょう。
ちなみにネットで買うと、前売り料金で少し安くなります。
今回私が行ったのは、タターソールズ・ティアラ(Tattersall’s Tiara)というレースで、グレードはGI(3歳以上の牝馬、芝1400m)です。距離は違いますがブリスベン版エリザベス女王杯といったところでしょうか。
ちなみに入場時はバーコードかQRコードを機械に通し、再入場する場合は退場時に必ずスタッフに声をかけましょう。退場するときもバーコードを機械に通すので、退場手続きを踏まずに退場すると、再入場できなくなる恐れがあります。決して安くないチケットを購入してドレスアップして行く方も多いと思うので、気をつけてください。
ブリスベンの2つの競馬場
先述のとおり、ブリスベンには2つの競馬場があります。地図左がEagle Farm Racecourse(以下:Eagle Farm)、右がDoomben Racecourse(以下:Doomben)です。
どちらも電車の駅から近く、Eagle Farmの最寄駅がAscot駅、Doombenの最寄駅がDoomben駅。この近くはバスもたくさん通っているので、シティから遠いものの交通の便は悪くありません。
所要時間はシティ(電車はCentral駅、バスはCultural Centre Station)から約30分。電車はDoomben Line(Doomben駅が終点)、バスは300番線か301番線に乗りましょう。
昨日更新したDoombenの記事をまだ読んでいない方は、こちらからどうぞ!
EAGLE FARM RACECOURSE
土曜日に行ったEagle Farm。重賞レースのGeneral Admissionは有料ですが、レースによって金額が変わります。この日は$20、前の週のレースは$50でした。
重賞レースの日はドレスアップして競馬場に行く人たちが大半。General Admissionはこの日もドレスコードがないので、Tシャツ短パンでも大丈夫です(実際にラフな格好の人もいました)。私は持ってきた服で一番フォーマルっぽい服をチョイスしました。
Eagle Farm Racecourseの施設
ゲート内はDoombenに比べてかなり広い印象です。
土曜日ということもあり、水曜日のDoombenの倍以上の人で混み合っていました。お酒も食べ物も馬券も、何もかも並ばないと買えません。
駐車場と競馬場を結ぶ連絡通路の壁には競走馬のシルエット!これは競馬場から駐車場に行くときに撮影したので逆向きですが、駐車場から競馬場に向かうときはテンションが上がりそうです。
Eagle Farm Racecourseのコース
コースもDoombenに比べて大きく、一周2027m(またもや中途半端)。Eagle FarmもDoombenと同じ右回りです。
スタンド下の芝もかなり広く、テーブル席はもちろんドリンク販売も。
牝馬のレースが今日のメインなので、ピンクや赤のお花のデコレーションがいっぱい。
ゴールから2~3ハロンくらい後には、ゼロ距離でコースを見れる場所があります。
ゴールを目の前で見られないデメリットはありますが、日本の競馬場で子の距離感はなかなかないので貴重です。
Eagle Farm Racecourseのレース
スタンドはDoombenより距離がありますが、芝へ降りて場所を選べばDoombenより近くで観戦できます。
Eagle Farm Racecourseのパドック
Eagle Farmでもパドックに足を運びました。Doombenのパドックの1.5倍ほど広く、十数頭が同時に周れます。
パドックのすぐ近くに厩舎も。
人生で初めて馬券を買ってみた
そうそう、人生で初めて馬券を買いました。東京競馬場には嫌というほど足を運んでいますが、すべて馬券を買えない未成年のころの話。せっかく海外でG1レースを見る機会に恵まれたので、ブリスベンのメインレース(BR08)単勝(WIN)17番・Multajaに$1(当日のレートで74.39円/$)賭けました。
Doombenには券売機もありましたが、私が探した限りEagle Farmには券売機は見当たらず、この窓口で直接購入しました。場内に仮設ATMを作るくらいなので、恐らく馬券の購入は現金のみです。
私は17番に賭けていたので、18番と服も帽子の色も一緒じゃん…と思いましたが、さすがにジョッキーがかぶっていた帽子の色は別でした。笑
ちなみにメインレースのときは国家斉唱(州歌かもしれないし別の曲かもしれない)のあと、そのままレースが始まります。ファンファーレはなく、日本ダービーや有馬記念のように競馬新聞で拍を取って合いの手を入れるおじさんたちはいません。
メインレースでは、ドレスアップしている方たちの歓声もかなり大きくなります。とはいえ、負けたからといってジョッキーにヤジを飛ばすおじさんたちはいません。笑
これでブリスベンの競馬場に関する記事は終わりです。今回はDoombenで水曜競馬、Eagle Farmで重賞レースでしたが、どの競馬場でどんなレースが開催されるかは毎週異なります。そのため、ブリスベンで競馬場に行く方は必ずBrisbane Racing Club公式ホームページで最新情報を確認してください。
それでは!