オーストラリア競馬といえば11月のメルボルンカップが有名ですが、競馬場があるのはメルボルンだけではありません。私が住んでいるブリスベンにも2つの競馬場があります。
私は両方の競馬場に行ったので、ブリスベンにある2つの競馬場について紹介します。今回はDoomben Racecourse編です(※写真メインの記事です)。
私と競馬場は切っても切れない関係
まず私と競馬場の関係について軽く触れておきます。
競馬場デビューは記憶にありません。というのも、私は日本ダービーなどが開催される東京競馬場のお膝元・府中市で生まれ育ちました。渡豪までずっと府中にいたし、一時帰国も府中に戻ります。さらに父が競馬好きだったので、恐らく生まれる前から競馬場に通っていました。
幼少期や小学生の頃は数えきれないほど競馬場に行きましたが、中学生以降に行った記憶はほとんどありません。それでも、7月は実家のベランダから競馬場の花火大会を見るのが恒例行事でした。
ちなみに実家リビングのカーペットは、1993年から1996年にかけて活躍した名馬・ナリタブライアンです(この一行を書こうとナリタブライアンについて調べたら、登録日が私の生まれた当日でびっくりしたのはここだけの話)。
ブリスベンの2つの競馬場
先述のとおり、ブリスベンには2つの競馬場があります。地図左がEagle Farm Racecourse(以下:Eagle Farm)、右がDoomben Racecourse(以下:Doomben)です。
どちらも電車の駅から近く、Eagle Farmの最寄駅がAscot駅、Doombenの最寄駅がDoomben駅。この近くはバスもたくさん通っているので、シティから遠いものの交通の便は悪くありません。
所要時間はシティ(電車はCentral駅、バスはCultural Centre Station)から約30分。電車はDoomben Line(Doomben駅が終点)、バスは300番線か301番線に乗りましょう。
2019/06/26追記
Eagle Farmの記事を更新しました!
DOOMBEN RACECOURSE
まずは水曜日に行ったDoomben。
海外の競馬というと、ドレスコードがあってフォーマルな装いが必要なイメージですが、すべてのレースがそうではありません。少なくともブリスベンに関しては、General Admissionと呼ばれる一番安いチケット区分で入場すればドレスコードは不要です(あまりにカジュアルすぎるのはNG)。
ちなみにこの日のGeneral Admissionは無料でした。
いくらオーストラリアとはいえ、平日ど真ん中の水曜昼間ということで人は多くありません。競馬新聞とペンを片手に持ったおじさまたちがメインの客層です。
Doomben Racecourseの施設
ゲート内は広くないものの、きれいでした。ビールなどアルコールも販売しています(メインスポンサーのレースを5月に開催している縁もあり、キリンが出店しています)。
土曜日のEagle Farmで開催されるレースの方が大規模なので、どうせ馬券を買うなら土曜と思ってこの日はスルー。
Doomben Racecourseのコース
コースは1周1715mと、かなり中途半端。日本の多くの競馬場と同じ右回りです。
スタンドは屋根つきですが、かなり上方の席でないと日中は日差しをガンガン浴びます。
General Admissionでは入れない、有料チケット専用のバーがスタンド下にあります。ここの方たちはドレスアップとまではいかないものの、フォーマルな服装に身を包んでいました。
スタンドの前の芝は誰でも入れて、かなり近くで馬を見られます。今回のサムネイルの馬の後ろ姿も、この白い柵越しに撮影したものです。
この後ろに見えるスタンドはGeneral Admissionで入場できません。年会費を払っているメンバー限定のスタンドです。
Doomben Racecourseのレース
ジョッキーと馬がコースに登場。
スタートはバックストレートだったり、ホームストレートの右端だったり。
写真ではきれいに撮れていませんが、写真判定も。
レースの間にコースの整備をしているスタッフ。
メディアの方々。Eagle Farm含め、圧倒的にキヤノンが多数派でした(Nikonは1人)。
Doomben Racecourseのパドック
もちろんパドックにも足を運びました。
かなりパドックは小さかったです。うまく例えられませんが、内側の芝がフットサルコートと同じくらいとか、それくらいの大きさだったと思います。
ブリスベンの競馬場Doomben Racecourse編は以上です。明日はEagle Farm Racecourse編を更新します。
お楽しみに!