去年の11月のオーストラリア旅行ブログ第6弾。今回はメルボルン郊外の観光名所・グレートオーシャンロードへの移動方法や、オーストラリアならではのカンガルー肉を食べた感想も書きます。
前回の記事はこちらです!
旅程と目的
旅程
- 2017.11.18 羽田空港発
- 2017.11.19 シドニー着
- 2017.11.20 Symbio Wildlife Park
- 2017.11.21 シドニー発
- 2017.11.22 メルボルン着
- 2017.11.23 グレートオーシャンロード
- 2017.11.24 メルボルン発
- 2017.11.25 羽田空港着
今回の旅行の最大の目的は、4月から留学で1年間メルボルンにいる妹に会うこと。両親も行きたがっていましたが、諸事情で私ひとりで行くことに。春に渡豪した妹に夏服などを届けるため、1週間の滞在ながらスーツケースを2個持っていきました。
グレートオーシャンロードとは
まず、グレートオーシャンロードについてご紹介します。
グレート・オーシャン・ロード(Great Ocean Road)はオーストラリア南東、ビクトリア州沿岸に走る道路(ジーロング~ウォーナンブール間)、建設は第一次・第二次世界大戦間の大恐慌の時期に帰還兵の仕事に政府が計画した。全てつるはし、シャベル、ダイナマイトを使って人力で16年かかって完成した。
出典:Wikipedia
バス海峡とインド洋の最高に美しい景色が楽しめる。十二使徒、ロンドン・アーチ を含む素晴らしい自然岩の景観が楽しめる。ピーターバロにビジターセンターが作られた。
「ロード」という名称からもお察しの通り、グレートオーシャンロードは全長約250kmの海岸沿いの道路の総称。ただ、観光地としては切り立った岸壁と海に浮かぶ12の岩がある「12人の使徒」を指すことが多いです。
日本ではMr. Childrenの代表曲のひとつ『Tomorrow never knows』のMVに登場することで有名。ミスチルを聴かない私でも知っている曲です。渡豪前に調べたところ、大サビでボーカルの桜井和寿さんがグレートオーシャンロードの海をバックに歌っていました。
移動手段はレンタカー
ツアーに参加するという方法もありましたが「レンタカーを借りて自分たちで運転したほうが安いよね」ということで、レンタカーを手配。
世界中のレンタカーを検索できるRentacars.comを利用しました。私たち姉妹は日本で運転免許を取得済みでしたが、21歳以上でないと車のレンタルができないので私が手続きを担当(妹は当時20歳)。ちなみに24歳以下だと日ごとに$$27.50の追加料金が発生するうえに、上位の補償を選べないようです(※Thriftyの場合)。
(※2023年7月現在、20歳以上にレンタル可能年齢が引き下げられています)
The renter must be at least 20 years of age, though there are a few areas in which those under 20 have the opportunity to rent. Renters under the age of 25 will be subject to a daily surcharge. Thrifty Car Rental will rent to government renters under the age of 18 who are on official business. Outside the U.S., Thrifty Car Rental operators impose a maximum rental age that varies by country. Thrifty Car Rental recommends that renters check with their travel agent or car rental company prior to traveling.
引用元:Thrifty Q&A – How old do I have to be to rent a car from Thrifty?
結局私たちは$90ほどでレンタルできるトヨタの乗用車をレンタル。トータルで$130くらいでした(※私が当時24歳だったので、上記の$27.50加算が適用されています)。
当日チェックイン/チェックアウトの手続きをしたのは、Thriftyというレンタカー屋さん。私がシドニーから移動するときに乗ったXPTの終点・サザンクロス駅のすぐ近くにあります。この青い看板が目印です。
チェックインをして車の鍵をもらい、駐車場へ向かうとそこにあったのは三菱の乗用車。レンタル時に予約したのはトヨタの自動車でした。よくよく予約画面を見ると、「又は類似した車種」と小さい文字で書いてあります。
- Shop 10, Southern Cross Station 99 Spencer Street Docklands, Melbourne VIC 3008
いざ出発!車では2~3時間かかります
カーナビなしの車だったので、Google Mapで曲がる場所を指示しながらグレートオーシャンロードへ向かいます。
メルボルン中心地付近こそ交通量も交差点も多かったものの、途中から交差点が極端に減り、「あと40kmまっすぐ」といった指示が増えました。
日本ではなかなか見ない標識も面白かったです。
2~3時間車を走らせ、いよいよ12人の使徒の近くに停車しました。
フォトジェニックすぎるグレートオーシャンロード
やっと12人の使徒に到着!ポート・キャンベル国立公園(Port Campbell National Park)の中にあります。
真夏日なのでアイスはその場で食べ、海が見えるところに向かいます。
階段の上から見ても絶景。
降りるともっと絶景が目の前に。予想以上に美しく、声が出ませんでした。
砂浜のほうまで行けるので、歩きます。
こんな感じの道がしばらく続きます。
この階段は傾斜がかなり急かつ幅が狭いです。反対側から来る人と譲り合って進みましょう。
いよいよ砂浜に到着!サンダルを履いてきた妹は水遊び。スニーカーしか持ってきていない私は我慢(※このあと写真に気を取られていたせいでスニーカーごと濡れる事件が発生します)。
一応ここで『Tomorrow Never Knows』をi Podで流しました。笑
12人の使徒(Twelve Apostles)
- Great Ocean Rd & Booringa Rd, Princetown VIC 3269
お土産はT2の紅茶がおすすめ!
レンタカーを返却したあとは、お土産を買いに行きました。
Timtamは近所のスーパーで買い、オーストラリアで有名な紅茶屋さん・T2へ。コーヒーなどのカフェ文化が根付いているオーストラリアですが、元イギリス領とだけあって紅茶も充実しています。
紅茶は試飲もできますが、種類が多すぎて選ぶのにかなり時間がかかりました。私が行った11月下旬にはクリスマス限定フレーバーもあり、オーストラリアに住んでいても全制覇は長期戦になりそう。
このティーカップやポットのかわいさ!!!主語が大きいのは承知の上ですが、嫌いな女子はいないのではないでしょうか…(地震きたらどうすんの?という、地震大国思考が頭をぐるぐる…)。
陶器なのでお土産にはハードルが高めですが、公式サイトから通販での購入も可能です。日本未上陸なので、知り合いと被る可能性もほぼありません。
ヨーロッパのフレーバーだけでなく、中国や日本などアジアのお茶も取り扱っています。私も実家の両親に茶葉をいくつか購入しました(ショッピングバッグは耐久性に優れていそうな素材なので、ティーセットを買っても安心)。
- 土~水:10:00~19:00、木・金:10:00~21:00
- Cnr LaTrobe and Swanston Streets, Melbourne VIC 3000
いよいよ待望のカンガルー肉!
「オーストラリアといえばカンガルー」ということで、カンガルー肉を食べられるお店に連れて行ってもらいました。
この建物の赤いドアが入口です。
先払い方式なので、注文と支払いを済ませてから着席。
そしてついにカンガルー肉!結構クセのある味だと聞いていたものの、そんなにクセは感じず。いい意味で歯ごたえがあって、鶏・豚・牛でいえば牛肉に一番近いと思います。ただ野菜多いのがしんどい…(※嫌いな食べ物:生野菜)。
- 月、水、木:15:00~23:00、金・土:13:00~25:00、日:13:00~23:00
- 210 Napier St, Fitzroy 3065, Victoria
おまけ:メルボルンではmykiカードを手に入れよう
シドニーの公共交通機関での移動に必要なOpal Cardは第1回目の記事で紹介済みでしたが、メルボルンの移動手段についてまだ紹介していないので、いま紹介します。
メルボルンの公共交通機関での移動には、mykiカード(マイキー)が必要になります。
こちらも使い方はほとんどOpal Cardと一緒。
メルボルンの中心地には無料でトラムに乗れるフリー・トラムゾーンがあるので、シドニーより交通費は安く済むと思います。私がシドニーで使ったOpal Cardは少し残高があったので、シドニーでニューイヤーを迎える予定の妹にあげました。
次回はいよいよオーストラリア最終日。まだ行けていないメルボルンの観光地へ行きます。
お楽しみに!